先週末、アメリカの7-9月のGDP速報値は
前期比年率で+2.9%と、予想を上回ったためドル円は105円を超え
105.525まで上昇。
105円のレンジを抜けたことで
これでいよいよ上昇トレンド、と思っていたところに
クリント大統領候補のメール疑惑にFBIが調査再開するという報道
オクトーバー・サプライズで、大統領選挙が混沌としたことで
ドル円は一気に下落して、再び104円台に。
これで、再び100円に向かうのか
本当に分からない状態になってきました。
特に、今週はかなり重要な経済指標の発表があります。
米・ADP民間雇用者数
11/02 21:15
米・製造業受注(前月比)
米・ISM非製造業景況指数
11/03 23:00
米・非農業部門雇用者数 / 米・失業率(雇用統計)
11/04 21:30
それにもまして重要なのが、アメリカ大統領選。
結果発表は11月8日ですので
そこまでは、不安定な状態になると思います。
では、当面、今週のドル円はどうかということですが・・・。
先ずは、チャートで確認です。
ドル円の日足チャートです。
終値は、以前のレジライン104.516の上で止まっています。
ということで、月曜日は窓開けで上値で始まる
というのがチャートが語る予想です。
その後は、グングン105円を超えるかというと
大統領選挙を控えて、そこまでの強い力はないでしょうね。
逆に、レンジ相場となれば、大きく取る発想ではなく
小さく、大量に取る発想でトレードしましょう。