先週のチャートは
パウエル議長の発言と
FOMCの発表で
大きく動きました。
チャート的にはスクイーズから
エクスパンションとなり
見事なバンドウオークを形成しました。
バンドウオークを利用できれば
大きな利益を生むことができます。
ということで
今回は、バンドウオークについて
解説してみたいと思います。
バンドウオークとは
移動平均を超えることなく
トレンドにむかって進むチャート
ということになります。
このバンドウオークを確認するには
ポリンジャーバンドを使います。
ポリンジャーバンドは、標準偏差を利用したもので
±1σ内に価格が収まる確率は68.27%
±2σ内に価格が収まる確率は95.45%
±3σ内に価格が収まる確率は99.73%
と言われます。
EURUSDのチャート
ならば、±2σにタッチしたら
その後は、逆の動きをするはずだから
逆張りのめやす!!
という発想もあるでしょう。
実際、先ほどのチャートでは
-σ2にタッチした後
確かに上昇に転じています。
しかし、これはレンジ相場での話
実際、反転ポイントは
サポートラインとも読み替えれます。
このレンジ相場から
トレンド相場に変わったときに
±σで逆ポジを持つ発送は
時に大変な損失につながります。
その最たるものが
バンドウオークです。
バンドウオークとは
±σ1まで戻った後、次の±σ2にタッチ
上げ下げを繰り返しながら
ドンドン上昇・下降していくものです。
これは、7月10日のドル円ですが
この時だけで、100pips動きました。
最初の-σ2で買いポジションを持ち
そのまま放置していたら
大変な損失になったはずです。
逆に、最初に-σ1まで戻ったところで
バンドウオークと確認して
売りポジションを持ったならば
大きな利益を手にできたと思います。
バンドウオークの確認方法ですが
バンドウオークが発生する前は
レンジ相場つまり、スクイーズが見られます。
FXで安定して利益を出すためには
ルールに従ったエントリーとエグジット
これが全てです。
感で取引をして成果が出ても
決して長続きはせず
最後は、必ずマイナスになります。
このバンドウオークも
マイルールの一つになる
重要なパターンです。