26日のECB金利政策は
予想通り0の据え置きということで
本来は、大きなサプライズがないはずでした。
ただ、その後のドラギECB総裁の会見で
量的金融緩和の規模半減と、2018年9月までの延長
これ発表されるやいなや、一気に下げていきました。
1日で200pips越えの歴史的な下げです。
ニュースでは、タカ派的でないとの嫌気売り
さらには、カタルーニャの独立宣言があり
下げ幅を拡大していきました。
ドル円の変動があまりないのに比べ
1.6%以上の異常な下げを記録しました。
ただこの異常な下落は
ドラギECB総裁の発言は原因ではなく
上値が行き詰った状態での暴落のキッカケに過ぎない
という意見もありました。
実際、ユーロドルの日足は
綺麗な三尊型を形成していました。
しかも、サポートラインである、1.163を割り込んだので
次のサポートラインの1.14を目指す動きになるのではと
更なる下げも言われています。
流石に最終的には、若干持ち直しましたが
週明けは、窓を開けて、下げてのスタートもありでしょう。
ただ、私的には、1.14をうかがう動きは少ないと考えています。
まだまだ、ドルも不安定であり
カタルーニャ問題もアメリカが認めない発言をした以上
独立にもかなりの障壁がよそうされるため
とりあえずは、上への展開をするのではと考えています。
ともあれ、先は誰にも分かりません。
先ほどの三尊型でも
下がったので言える、後出しじゃんけんのような理由とも言えます。
11月1日にはFOMCもありますので
休むも相場ということで
慎重な運用を心がけましょう。