週明けは、大きな経済指標はなく
あえて言えば、24日(木)の住宅販売件数と
25日(金)の耐久財受注ぐらいですね。
じゃあ、そんなに大きなイベントがないので安心
と言われれば、そうでもありません。
来週は、経済指標以上に
重要なポイントがあります。
それが、米韓合同軍事演習です。
ご存知だと思いますが
首席戦略官バノン氏が解任されました。
アメリカでは、政治的に不安定になっている状況で
21日(月)からは、米韓合同軍事演習が始まります。
北朝鮮とアメリカの直接的な衝突は避けられる
というのが大方の意見でしたが
戦争に否定的なバノン氏の解任もあり
不透明な状況が続いています。
エコノミストの中には
1ドル100円を目指す展開
という意見もあるほどです。
実際、以前の米韓合同軍事演習では
訓練開始後、2日目に北朝鮮が
潜水艦からのICBM発射訓練を行ってます。
もし、実際にミサイルの発射が行われれば
前回の比ではない、リスクオン状態になる可能性も大です。
ということで、地政学的リスクを意識しながら
週明けの様子を見る必要があります。
特に、1ドル108円台を付けたドル円は
注意が必要ですね。
とうことで、一方的な相場にならないことを
心の底から祈りながら
トレードをしていきたいと思います。