通貨別騰落率で調べてみると
豪ドル、カナダドルが強く、米ドルが弱い
という感じが出ています。
いわゆる、資源国が強く、トランプ絡みで弱い
政治への不安定要素が表れている結果です。
それに引きずられる形で
円が強くなってます。
シカゴIMM通貨先物ポジションも
円買いの傾向があり、今週は、先週の高値
112.40円台を試す動きになりそうです。
ここを抜けると、110円というレンジが見えてきます。
一方、ユーロ・ドルも週足の高値に迫っているので
ここからの上昇は、エネルギーが必要ということで
しばらくは、高値圏での動きになりそうです。
今週は、木曜日の欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表以外は
大きな動きもなく、地政学的リスクや政治スキャンダルに
注意する必要があります。
逆に言えば、レンジ相場ということで
大きく取るよりも、小さくコツコツと積み上げる
そういう作戦が有効です。