今日は、雇用統計発表ということで
結構神経質な展開になりました。
私の周りにも、金曜日はトレードはお休み!
と鼻から決めている人もいまるぐらいです。
ましてや雇用統計ともなると、それもうなずけます。
今回の雇用統計は、意外にも悪い結果で
予想17.2万人に対し、15.6万人ということで
先日のISM非製造業景況指数が良かった割に
よくない数字ということで反落しましたね。
ユーロドルなんかは
昼過ぎまでの反落が一気にひっくり返る動きで
これを全部とったらどれだけになるの?
というレベルでした。
ただ、今日は、そんな動きよりも
信じれない動きが、他のペアでありました。
それが、ポンド円
わずか数秒で5円動いてます。
別に何かの発表があった訳でもなく
突然のポンド売りでした。
で、その理由ですが
7日朝8:00東京外為市場で一時英ポンドが急落する異変が起きた。
ポンド/ドルが1.26ドル近辺から一気呵成に1.1821ドル前後へと急落
1985年以来31年ぶり安値を示現した。
瞬く間の5%以上のポンド急落である。
「すわ短期筋の売り仕掛けか」
「いや誤発注ではないか」など種々臆測が飛び交ったが
真偽の程は定かでない。
流動性の薄い状態で何らかのフロー観測にアルゴリズムが過剰反応した可能性がある一方
英国メイ首相が10月2日に来年3月までにEU離脱(Brexit)を正式通告すると表明
Brexitの悪影響が本格的に英経済に波及すると懸念した大規模な
キャピタルフライト(資本逃避)など真正ポンド売りの可能性もある。
つまり、今朝のポンド急落はヘッジファンドなど海外短期筋の仕掛けというより
企業などBrexitを懸念した実需の大口ポンド売りが主役の可能性が高い。
それだけに未だ英ポンドの下値目途の見通しがつかない。
ということですね。
これ、まともにポジションもっていたら
完全に死亡してます。
逆なら、数か月分の利益が一瞬で手に入った感じですね。
その後もポンド円は、かなり激しい動きだったので
結構、美味しい思いをされた方が多かったのではと思います。
週明けは、お休みですので
為替の動きには注意しましょう!